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  今年4月9日、これまでのペンギンアート展主催者の一人、大田健嗣さんが 急性出血性すい炎のため永眠なさいました。まったく突然の訃報でした。

 私が初めて大田さんと出会ったのは、97年の第1回のアート展の時です。その時、私のホームページ「pengaholic」は開設して間もないころでした。 今のように、数え切れないほどのペンギンサイトがあるような時期ではなく もちろん、オフ会など想像もしたことがありませんでした。
 だから大田さんは、私にとって、ホームページ開設してから、初めて直接出会った 「ペンギンな人」でした。それまでは、夫婦で「ペンギン好き」をやっていたわけですが 現実に仲間がいることを、このとき体感したのです。

「世の中には、うちなんかより、もっとすごい『ペンギン好き』な人がいるんだ」

  インターネットの及ばない、人と人の、直接のコミュニケーションが確かに存在し その大切さを気づかせ、教えてくれたのが大田さんでした。
  その後、ペンギン堂本舗、高野さんをはじめ、いろいろな出会いがあり、ついには 昨年3月、初めてのオフ会を開催するに至ったのですが、その原点にあるのは、 大田さんとの出会いなのです。私にとって。

  昨年末、名古屋で一泊二日で開催された pengaholicのオフ会が 大田さんと直接お会いした最後でした。 夜、手羽先屋で飲みながら、 「次回のアート展ではお手伝いさせていただきますから」などと、その時も話題になっていました。 せいぜい宣伝担当ぐらいのつもりだったのですが。

  3月19日、生前最後のpengaholicの掲示板への書き込みの最後は以下のように締め くくられていました。

「それから芦屋市の喫茶画廊で開く予定の第4回ペンギン・アート展覧会2001の 構想をもうすでに p1(大田さんのハンドルネーム)はねっています。よいアイデアがございましたら、 お教え、願います。では、また」

  どんな構想だったかは、お伺いする機会がありませんでした。 おそらくは志半ばで亡くなられた大田さん、そして残された奥様のために できることは、せっかく灯った「ペンギン」の火を絶やさないことだと 私は思っています。このままアート展がポシャってしまうようでは、天国の大田さん も 悲しむことでしょう。

  幸いなことに、多くの友人達が、賛同してくれ、勇気を与えてくれました。

  大田さん亡き後の、初めての「ペンギンアート展」 不安がいっぱいですが、是非とも成功させたい! 皆様のご支援、ご協力をお願いします。

ペンギンアート展
実行委員会
山下 康彦
yamazo(from pengaholic)